カワセ生花店

やっとリアホイールが出来上がりました。

「暇を見付けてはコツコツと」で約1週間、何とか納得がいく状態に。

とにかくひどい状態でしたので・・・

リムの内側なんかこれでもか~てな具合に錆びてましたし~

メッキ部分にマスキングをしてひたすらブラストでこんな感じに。

スポークはサンダーバフで磨くのですが綺麗にする作業ではこれが一番時間がかかりました。

全部で36本ですが社外品で約2000円で売っています。

しかしなるべくオリジナルで・・・（なるべくお金を使わずだったりして）

ひょっとして電気代の方が高いかな？

しかしココからが大変です。

スポークを組んでバランスを取らないとリムが振れてしまいます。

このために工具を新調しました。

ホイールバランサー・ダイヤルゲージ・マグネット台で合計約9000円

クジラも考えると合計4本の作業で外注に出したら当然この金額を超えてしまいますので購入を決定しました。

バランサーはタイヤ交換した時のバランス調整にも必要ですしね。

縦・横両方0.5mm以内の誤差を目標にニップルを閉めていく訳ですが

１２５クラスでレースをしていた1985年以来の調整となります。

その後、世界グランプリ125ｃｃクラスに参戦した高田選手とノービス時代が同期で（同じ年に国際A級に昇格しました。）

彼がその頃、鈴鹿のとある工場でこのスポークホイールのバランス取りの仕事をしている時に作業方法を教えてもらいました。

ノービス・国際A級125クラスでレースをしていた時代に彼とはよく「あーでも無い・こーでも無い」とレースのことでワイワイやっていたのが懐かしく思います。

1987年から私は国際A級250クラスでレースをする事となり、少々付き合いが減ってしまったのですが・・・

で、調整はどうなったかと言いますと

さすがは40年以上前のホイール・・・

傷や軽いリムの開き＆変形があり目標値の0.1ｍｍオーバーとなりましたが、上出来でしょう。

レース用バイクだったら当然リム交換ですけどね。

フロントリムもやらなくてはいけませんが何時になる事やら・・・