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カワセ生花店（岐阜県揖斐郡揖斐川町 花屋）のブログ
カムタイミングが狂います。
2011年10月06日 3:25 AM
今回のヘッドすんなり行きません。
以前にOHしてあるらしく到る所に不具合が・・・
と言っても良い所もあったのですが。
まずは良い所から
ポートが結構綺麗に研磨してありました。
段付きも研磨してありカーボンを落とすだけでOK
こいつが一番時間が掛かる作業なので超～助かりました。
さらにバルブもカーボンが少なくOH後の走行は少なかったように見受けられます。
シートもカットしてある感じでバルブ磨り合わせも良い感じでこの点も作業時間が短くすみました。
で、ここからが問題点・・・
ヘッド上部のローラーギアを外そうとちょこっと回しただけでポキンと。
力もそんなに入れてないのにですよ・・・
まだあります。
トーションバースプリングを外すのに硬い・・・
よく見るとホルダーに傷が・・・
当りを確かめずに組んだのか抜くときホルダーの端を叩いて傷をつけたまま無理やり抜いたのか・・・
何とか抜いたのですがホルダーは傷まるけで使用不可能です。
予備があるから良いけどそれでもヘッド側も傷がありスムーズに組み込めるようにするのには大変でした。
さらにエキゾーストスタッドが1本なめてました。
実は以前にも経験があり同じ2番の内側です。
なめてたと言うよりネジ目がなくなってしまっている状態で同じです。
これは1体式マフラーの取り付け方で締付ける順番を考えないと起こりえる事かも知れません。
ですのでスタッドが8mmになったのでは無いかと・・・
まあ、余分な手間が掛かるのはこれぐらいで何とかなりそうです。
それと今回もばらしてみて気が付いたのですがヘッド上部のガイドローラーが壊れていました。
こいつは結構な確立で駄目になっています。
今回は今までで一番酷い状態でしたがゴム部分が老化して空回りしてしまう状態の物が多いです。
私も予備は今回で最後となってしまいました。
この部品ガイドローラーの中で一番重要と私は思っています。
こいつが破損すると「カムタイミングが狂います。」
それもIN側だけが・・・う～ん、恐ろしい～。
さらにもう一つガイドローラーが破損していました。
これも内側のゴム部分が老化して剥離してしまったようです。
これは初めてです。
今回のエンジンはポート研磨とシートカット・刷り合わせしただけでその他を点検せずに組んだ様です。
まだまだタイプⅡ復活には時間が掛かりそうです。
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う～ん、先日色々組んでいるときにヘッド上部のガイドローラーなんかが壊れた気がします。そこで無くともＩＮ側バルブタイミングが狂い、チェーンの張り具合が変わったので何かしらの問題が起きているような気がします。
やはり予定通りシーズンオフには一度エンジンを下ろしてヘッドまできっちりＯＨしなおそうと思います。
長期放置エンジンはゴム関係の老化が激しいような気がします。
しかし、ガイドローラー系無いんですよね～。困ります。
ケース側でギアタイプの物があったのですがヘッド側が見つかりません。
多分存在するはずです。
オーバーさんなら入荷可能なのかも？
やはり、知識が足りませんから・・・見ててもついて行くのが大変で・・・というか理解が足りないような・・・。
しかしこんな感じで劣化が分かるなんて…・、無謀だったなあ・・・＾＾；
クジラには古いバイクの扱いを教えて頂いてるような・・・
お二人の近くに少しでも行けるように頑張ります。＾＾；
そうそうカムチェーンの特殊工具いるときは貸してください・・・・友達が助かると・・・＾＾；
その時はよろしくです。
何をやっても調子が出ないエンジンは大凡ローラ系とカムダンパーリングの老化が原因かと思います。
と言うよりあの部品は今だったらリコールに値するような・・・
私はタペット調整の時にカムチェーン調整（指で張り具合を確認）とバルブタイミングが合っているかを必ず確認するようにしています。
特殊工具の件了解しました。
来週中にタイプⅡを完成させてその後K1エンジンをばらしますので終わりましたら何時でもOKです。
カッター・カシメ・ピストンスライダー・トーションバー工具の以上があれば腰上はできます。
腰下までとなるとプーラー系と締め付け工具と回転防止ギアが必要となります。
早く復活させてくださいね。